阪九フェリーの基礎知識

阪九フェリー株式会社(はんきゅうフェリー)は、本社を福岡県北九州市門司区新門司北に置く海運会社で阪神地区と北九州を結ぶフェリー航路を運航している。日本初の長距離カーフェリー事業者である。
運航ルートは北九州〜大阪 北九州〜神戸の2ルートで、どちらも小島の多い瀬戸内海の真中を航るので、景色は抜群である。
船は3隻あり、どれも1.3万トンを超す大型船であり、それぞれに特色を持っている。
大阪・神戸側の発着港がやや不利な場所ではあるものの、大阪市内と直結する名門大洋フェリーと激しいサービス合戦を繰り広げている人気のフェリーである。

乗り場へのアクセス

泉大津港 (大阪)=南海電鉄「泉大津駅」西口から無料送迎バスが大阪コンビナートバスにより運行されている。車では、堺泉北有料道路を経由して阪神高速湾岸線(上り線・下り線共)の泉大津出口からすぐである。
神戸(六甲アイランド)港 =阪神電鉄「御影駅」・JR「住吉駅」より送迎バスが(大人220円・小児110円)、ポートライナー「アイランド北口駅」より無料送迎バスが神戸フェリーバスにより運行されている。
また、JR住吉駅隣に六甲ライナーの住吉駅があるが、六甲ライナーでアイランド北口駅まで行くと240円かかるため、バスに乗ったほうがお得である。 車は、阪神高速5号湾岸線、大阪方面から六甲アイランド北口I.C.を出てすぐ。
新門司港 (北九州)=JR「小倉駅」北口・JR「門司駅」南口より無料送迎バスが西鉄バス北九州により運行されている。車では、九州自動車道(上り線) 新門司ICから、県道71号線で約3km、九州自動車道(下り線) 門司ICから、県道25号線で約5km、北九州都市高速道路 大里ICから、県道71号線で約6kmとなる。

人気船のラインナップ。

ニューながと/ニューあかし(北九州〜大阪)=この船はグループや個室などさまざまなお客様のニーズにお応えするために、船内をリニューアルいたしました。また、個室をご希望の方が増えたため、個室の数を増やしましたので、より便利で快適な旅をお約束いたします。
やまと/つくし(北九州〜大阪)=こちらは全長が195mもあるほぼ巨大船に近い船です。大きいながら他の船と比べ、省エネ船であることと、客室・パブリックスペースがよりゆったりとしていることです。みなさまにのんびりと快適な船旅を楽しんでいただける船です。
フェリーせっつ/フェリーすおう(北九州〜神戸)=3隻の中で一番レストランが充実しているのがこの船です。のんびりとおいしい食事をお楽しみいただけます様、カフェテリア方式を採用しております。またこの船は、15,188トンあり、瀬戸内海で最大級の大きさですが、非常に振動が少なく快適な船旅を堪能できます。

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